第2回全国圧送技術大会が開催されました
全国コンクリート圧送事業団体連合会は、2024年3月23日(土)、「送る技術 つながる未来」をテーマに、第2回全国圧送技術大会を日本大学理工学部駿河台校舎1号館 CSTホール(東京都千代田区)で開催しました。
会員企業をはじめ、ゼネコンや混和剤メーカー、コンクリートポンプおよび関連機材メーカー、学識者など280名が参加。21編の論文・報告発表を行うとともに、11社の出展による関連機器等展示会を併設して開催、コンクリートポンプ工法の技術・技能や新たな取り組みについて情報共有しました。
大会の冒頭、あいさつに立った大会組織委員長である全圧連・佐藤隆彦会長は、2回目となる技術大会の目的について「コンクリートポンプ工法と関連技術を広く公表し、関係業界と交流を深め、コンクリート圧送工事の技術・技能の向上を図ること」と説明。新型コロナウイルスの感染拡大により延期を重ね6年ぶりの開催となったが、大会開催を実現した関係者の協力に感謝しました。そして、「レベルアップを重ねてきたコンクリート圧送技術を伝える絶好の機会であり、発表される特殊圧送工事などさまざまな知見を吸収して、さらなる業界の技術・技能の向上に努めたい」と話しました。
会員企業をはじめ、ゼネコンや混和剤メーカー、コンクリートポンプおよび関連機材メーカー、学識者など280名が参加。21編の論文・報告発表を行うとともに、11社の出展による関連機器等展示会を併設して開催、コンクリートポンプ工法の技術・技能や新たな取り組みについて情報共有しました。
大会の冒頭、あいさつに立った大会組織委員長である全圧連・佐藤隆彦会長は、2回目となる技術大会の目的について「コンクリートポンプ工法と関連技術を広く公表し、関係業界と交流を深め、コンクリート圧送工事の技術・技能の向上を図ること」と説明。新型コロナウイルスの感染拡大により延期を重ね6年ぶりの開催となったが、大会開催を実現した関係者の協力に感謝しました。そして、「レベルアップを重ねてきたコンクリート圧送技術を伝える絶好の機会であり、発表される特殊圧送工事などさまざまな知見を吸収して、さらなる業界の技術・技能の向上に努めたい」と話しました。
表彰式では、21編の発表の中から、優秀発表として最優秀賞1編、優秀賞2編、審査員特別賞2編、全圧連賞3編が選ばれ、表彰されました。
講評に立った大会審査・表彰委員会の陣内浩委員長(東京工芸大学)からは「最新の技術がそろった発表会となったが、現業の圧送業者からの優れたノウハウを、次回以降の大会で数多く発表できる場となることを期待している」との言葉がありました。
最後に閉会の挨拶に立った大会実行委員長である全圧連・田中徹技術委員長からは「多くの参加者に感謝申し上げるとともに、今回の発表の知識を私たちの現場作業に反映していけるよう努めていきたい」との言葉がありました。
各賞の受賞者は以下のとおりです。受賞者には賞状と副賞が贈られ、また発表者全員にも発表奨励賞として賞状と副賞が贈られました。
最優秀賞
報告 | 回転機構を有する輸送管継手の製作と圧送作業の効率化・・・橋本 学氏(鹿島建設) |
優秀賞
報告 | ブームの姿勢が圧送性に及ぼす影響と安全性に関する評価 その1・その2・・・豊田 裕氏(イッケン商事)/浅田 武彦氏(泉北ニシイ) |
報告 | 各種先送り材の性状と圧送性に関する研究 その1・その2・・・永田 哲夫氏/河野 純子氏(近畿生コンクリート圧送協同組合) |
審査員特別賞
報告 | 生コンスラッジを構成材料とした環境配慮型先送り材の検討・・・真砂 和樹氏(日本大学) |
論文 | トンネル覆工の圧入施工方法に対する自己充塡コンクリートの充塡性評価に関する検討・・・永島 啓介氏(千葉工業大学) |
全圧連賞
報告 | 長者原発電所改修工事における暑中・長距離・高所圧送施工への挑戦・・・佐藤 亮治氏(金堀重機) |
報告 | 超高強度繊維補強コンクリートの圧送性に関する研究・・・川西 貴士氏(大林組) |
第2回全国圧送技術大会の様子
大会プログラム・論文報告集について
大会プログラム、および第2回全国圧送技術大会の論文報告集につきましては、以下のリンクよりダウンロードが可能です。
論文報告集は書籍版の販売もしておりますので、ご希望の方は全圧連事務局までお問い合わせください。
・論文報告集:1部 3,000円(税込・送料別)
(冊子版・A4版カラー74頁)
第2回全国圧送技術大会プログラム
第2回全国圧送技術大会 プログラム ( 745KB) |
論文報告集
第2回全国圧送技術大会 論文報告集 ( 7997KB) |
大会リーフレット・ポスター
第2回全国圧送技術大会 リーフレット ( 940KB) |
第2回全国圧送技術大会 ポスター ( 586KB) |
お問い合わせ先
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-13-5 藤野ビル7F
(一社)全国コンクリート圧送事業団体連合会
TEL: 03-3254-0731 FAX: 03-3254-0732
(一社)全国コンクリート圧送事業団体連合会
TEL: 03-3254-0731 FAX: 03-3254-0732
メールアドレス: info@zenatsuren.com
主催: (一社)全国コンクリート圧送事業団体連合会
後援: 国土交通省、厚生労働省、(一社)日本建築学会、(公社)土木学会、(公社)日本コンクリート工学会、
後援: 国土交通省、厚生労働省、(一社)日本建築学会、(公社)土木学会、(公社)日本コンクリート工学会、
(一社)セメント協会、全国生コンクリート工業組合連合会、コンクリート用化学混和剤協会、
(一社)日本建設業連合会、(一社)全国建設業協会、(一財)建設業振興基金、建設業労働災害防止協会、
(一社)建設産業専門団体連合会、(公社)建設荷役車両安全技術協会、(一社)日本建設機械施工協会、
(一社)日本建設機械工業会、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会
(敬称略・順不同)
展示会出展・広告掲載企業: 極東開発工業(株)、プツマイスタージャパン(株)、(株)名和、(株)シバシン商会、
(有)ベトンテック、タケ・サイト(株)、(株)岩田商会、(有)オカダ技研、大興物産(株)、(株)ケミウスジャパン、
(株)テレコム、ズームライオンジャパン(株)、中協コンクリート圧送事業協同組合、(株)ヤマコン
(敬称略・順不同)
【組織委員会】
委員長: 佐藤隆彦(全圧連会長)
幹事: 土井豊実(全圧連副会長・経営委員長)、吉良五男(全圧連副会長)、
田中徹(全圧連常務理事・技術委員長)、共田昌一(全圧連常務理事)
委員: 十河茂幸(近未来コンクリート研究会)、和美廣喜(島根大学名誉教授)、栗田守朗(清水建設㈱)、
岩清水隆(㈱竹中工務店)、黒岩秀介(大成建設㈱)、山﨑順二(㈱淺沼組)、杉山隆文(北海道大学)、
久田真(東北大学)、宮里心一(金沢工業大学)、中村光(名古屋大学)、熊野知司(摂南大学)、
中村成春(大阪工業大学)、橋本親典(徳島大学)、濱田秀則(九州大学)、
鶴田達哉(全国生コンクリート工業組合連合会)、
宮川美穂(コンクリート用化学混和剤協会・GCPケミカルズ㈱)、谷口円(室蘭工業大学)、
荒井正直(日本建築総合試験所)、木村芳幹(㈱コンステック)
【実行委員会】
委員長: 田中徹(全圧連技術委員長・神奈川)
副委員長: 吉田兼治(全圧連技術副委員長・山形)
幹事: 高野博(全圧連技術委員幹事・千葉)、安藤嘉男(全圧連技術委員幹事・九州)、
豊田裕(全圧連技術委員幹事・近畿)、宮田敦典(日本大学)
委員: 岸貴典(全圧連技術委員・群馬)、永田哲夫(全圧連技術委員・近畿)、柳井修司(鹿島建設㈱)、
岩田康彦(日本建設機械工業会・㈱岩田商会)、西本茂治(全圧連事務局次長)
【審査・表彰委員会】
委員長: 陣内浩(東京工芸大学)
幹事: 中田善久(日本大学)、鈴木澄江(工学院大学)、吉田兼治(全圧連技術副委員長・山形)
委員: 桜井邦昭(㈱大林組)、神代泰道(㈱大林組)、浦野真次(清水建設㈱)、南浩輔(前田建設工業㈱)、
檜垣誠(㈱フローリック)、小泉信一(ポゾリスソリューションズ㈱)、太田達見(静岡理工科大学)、
大塚秀三(ものつくり大学)、橋本紳一郎(千葉工業大学)、温品達也(徳山工業高等専門学校)
北口延郎(全圧連専務理事)
(敬称略・順不同)