技術・技能向上に向けた取組み 全国圧送技術大会2017(平成29)年度より、全国の会員企業をはじめ、ゼネコン技術者や生コン製造業者、コンクリートポンプおよび関連機材メーカー、大学の研究者などが参加する「全国圧送技術大会」を開催しております。※ 第2回大会を2023(令和6)年3月23日に開催しました。 全圧連 全国統一安全・技術講習会1977(昭和52)年度より毎年、統一カリキュラムによる「全圧連 全国統一安全・技術講習会」を全国各地で開催し、会員企業の全ての圧送従事者へ毎年の受講を励行しています。土木学会、日本建築学会および日本コンクリート工学会の施工指針では、コンクリート圧送工事は当該年度の本講習会を修了した者による施工が望ましいことが明記されています。安全衛生教育の実施 コンクリートポンプ車特別教育コンクリート圧送作業に従事する者は、労働安全衛生法関係法令に定める「コンクリートポンプ車の特別教育」を修了することが義務づけられています。 全圧連では会員に対しこの「特別教育」を実施するとともに、労働基準局通達に基づき、特別教育修了者に対する3年ごとの「危険再認識教育」を実施しています。各種特別教育の実施全圧連では労働安全衛生規則等の改正に合わせて、各種特別教育を全国的に実施し、コンクリート圧送工事現場における安全施工に努めています。安全作業に向けた取組み 法定点検・検査の励行コンクリートポンプ車には、労働安全衛生法関係法令による点検・検査が義務づけられています。全圧連会員は、コンクリートポンプ車による災害事故を未然に防ぐため、これら法定点検・検査の遵守に日々努めています。 労働災害の防止コンクリート圧送工事に係る労働災害を防止するため、全圧連では、事故情報を都度会員へ配信するとともに、定期的に事故事例集を作成し、会員企業の圧送従事者への安全教育に活用しています。 調査・研究への参画コンクリートポンプ圧送工法の発展に寄与すべく、全圧連は土木学会・日本建築学会・コンクリート工学会など、学術団体・諸機関の各委員会における調査研究、工事仕様書策定、圧送実験に協力・参画しています。